こんにちは。私は理学療法士として、自費リハビリの場で多くの患者さんと向き合っています。
このブログでは、脳卒中とその後のリハビリの流れ、そして保険リハビリと自費リハビリの違いについて詳しくお伝えします。
これを読んでいただくことで、ご自身やご家族にとって最適な選択肢を見つけていただけると幸いです。
脳卒中後のリハビリの流れ
脳卒中を発症すると、救急車で病院に運ばれ、命を救うための治療が行われます。その後、以下の3段階に分けてリハビリが進められます。
急性期:命を救う治療が優先される期間(発症後2週間~2ヶ月程度)。この間、リハビリはベッド上での体位変換や関節の硬化を防ぐ軽い運動が中心です。
回復期:機能回復を目指して専門病院で行うリハビリの期間(発症後3ヶ月~半年程度)。ここでは、起き上がる・座る・歩くといった基本動作の訓練が行われます。
維持期:在宅や施設で日常生活を続けながら行うリハビリの期間(発症半年以降)。この期間は、介護サービスを利用することが多くなります。
この間、リハビリにかかる費用は医療保険または介護保険でカバーされることが一般的です。急性期や回復期、そして在宅リハビリの一部では医療保険が適用され、維持期以降は主に介護保険が適用されます。
脳卒中の保険リハビリの特徴
保険内で行われるリハビリは、制度上の制約があるため、以下のような特徴があります。
麻痺の改善よりも、代替動作に重点
保険リハビリでは、麻痺した手足の改善を図ることよりも、動く方の手足を使って日常生活を送れるようにする「代替動作」の訓練が中心です。
例:右手が麻痺している場合、左手で食事や着替えができるように練習する。
リハビリの期間が限られる
医療保険では外来リハビリの利用期間に制限があり、一定の回数を超えると終了となります。介護保険でも、サービスの利用時間や頻度に制約があります。
自主練習の指導が可能
保険内でも、自宅で行う自主練習の指導や生活の中での工夫についてアドバイスを受けることが可能です。ただし、時間や頻度に制約があるため、十分なフォローが難しい場合があります。
保険リハビリは、患者さんの生活自立を優先した内容です。しかし、動きにくい手足を「もっと動けるようにしたい」というご本人の希望には十分に応えられないケースがあります。
脳卒中の自費リハビリの特徴
一方、自費リハビリは患者さん一人ひとりの希望に沿ったサービスを提供できる柔軟性が特徴です。以下のような内容が可能です。
麻痺の改善を目指す訓練
動きにくい手足を動かす練習や、細かい動きを取り戻すための訓練を行います。
患者さんの目標に寄り添うリハビリ
保険リハビリでの「階段を上れるようになる」といった一般的な目標に対し、自費リハビリでは「もう一度復職し、会社に通うためのスキルを取り戻したい」という具体的な目標にも対応します。たとえば、次のようなシーンを想定した訓練を行います。
エレベーターやエスカレーターをスムーズに使う練習
バスや電車の乗り降りに必要な動作の再現訓練
人混みの中で安全に階段を上り下りする練習
時間や回数の制限がなく、患者さんの状態や目標に合わせたペースでリハビリを進めることができます。
これらのように、患者さんの目標に合わせたオーダーメイドのリハビリプログラムを提供することで、実生活で必要な動作を取り戻すことが可能です。
MARUHA MEDICALの脳卒中の自費リハビリの強み
私たちの自費リハビリサービスでは、患者さんの目標を達成するための具体的なアプローチを提案しています。
たとえば、
家庭でのトレーニングをサポート:ご自宅で簡単にできるエクササイズを提案し、継続を支援します。
ご家族との連携:患者さんの日常生活を支えるご家族にもアドバイスを行い、リハビリをより効果的にします。
これらのサービスを通じて、私たちは患者さんが「自分らしい生活」を取り戻せるよう全力でサポートします。
脳卒中の保険リハビリと自費リハビリの違いを知ることが大切
保険内リハビリは、制度上の制約がある一方で、基本的な機能を回復し、生活を支えるためのリハビリを提供します。一方、自費リハビリは患者さん自身の目標や希望を最優先に考え、オーダーメイドの支援を行います。
どちらが良いかは患者さんの状況や希望によって異なりますが、「動かなくなった手足をもう一度動かせるようにしたい」「もっと自由に体を動かせるようになりたい」という方には、自費リハビリが適しています。
脳卒中後の新たな一歩を踏み出すために
脳卒中後の生活におけるお悩みや目標があれば、ぜひお気軽にご相談ください。私たちと一緒に、希望を持ちながら前向きに進んでいきましょう。自費リハビリに関するご相談は、こちらからお気軽にどうぞ。お待ちしています!
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