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その装具、最高の「歩行パートナー」になっていますか? 理学療法士が常に足元にいるのと同じ、装具の本当の力
あなたの「相棒」は、その力を発揮していますか? 「退院おめでとうございます。病院で使っていたこの装具で、ご自宅でも歩く練習を続けましょう」 病院でそう言われ、あなたの足に装着された、プラスチックや金属でできた「装具」。 病院でのリハビリの日々、それを着けて一歩一歩、歩く練習を懸命に続けてこられたのだと思います。 しかし、ご自宅での生活が始まった今。 その装具と、どのような関係を築いていらっしゃるでしょうか。 心の奥底では、こんなふうに感じてはいませんか? 「こんなもの、一時的なものだと思っていたのに…」 「いつになったら外せるんだろう。100%の人、みんなが本当は外したいと思っているはずだ」 「実際、こっそり外して生活している。でも、そのせいで最近、前より歩きにくくなってきた気がする…」 そうなんです。 在宅の現場を見ていると、装具を着けなくなった結果、かえって歩けなくなった方、悪い歩き方の癖がついて相談に来た方を私は本当にたくさん見てきました。 そして、もちろん、こんな現実的な悩みもあるでしょう。 「歩くと、決まってくるぶしやスネの同じ場所が赤
2 時間前


「もう、疲れた…」脳卒中リハビリのやる気が出ない日に、そっと寄り添う心の処方箋
はじめに:心が動かない、そんな日のあなたへ リハビリは、長い道のりです。 退院した直後は「これから頑張るぞ」と意気込んでいたけれど、毎日同じことの繰り返しのようで、目に見える変化も少なくなってきた。 そんな時、ふっと心が動かなくなる瞬間が訪れます。...
10月12日


片麻痺の本当の勝負は退院してから。~病院では教えてくれない「3つの壁」と、その乗り越え方~
はじめに:「おかえりなさい」の喜びと、その後に訪れる静かな現実 「退院おめでとうございます!」 多くの人に温かく送り出され、久しぶりに我が家のドアを開けた時の安堵感。 ご本人にとっても、ご家族にとっても、それは本当に嬉しい瞬間だったことと思います。...
10月12日


穏やかな毎日を、もう一度。脳卒中経験者とご家族で取り組む「再発予防」暮らしのヒント集
はじめに:焦らず、あなたのペースで歩む、これからの物語 あの日から、ご本人もご家族も、本当に大変な日々を乗り越えてこられたことと思います。 退院し、少しずつ日常を取り戻す中で、ふと「これからどうなるのだろう」という、静かな不安を感じる瞬間があるかもしれません。...
10月12日


脳卒中による片麻痺リハビリ|回復の流れと効果的なトレーニング方法
脳卒中は日本人の主要な疾患のひとつであり、発症後に片麻痺などの後遺症が残るケースは少なくありません。 特に片麻痺は歩行や食事、着替えといった日常生活に大きな影響を与えるため、適切なリハビリを行うことが回復のカギとなります。 この記事では「片麻痺...
9月12日


脳卒中後の人生を新たな生き方へと変える3つの心
「脳卒中」—その言葉を聞いたとき、多くの人がまず思い浮かべるのは、体の麻痺や言語障害といった、目に見える症状かもしれません。 しかし、脳卒中がその人を本当に苦しめるのは、体の不自由だけではありません。人生を大きく変えてしまうほどの深い傷を、心に残すことがあります。...
9月12日


「ただ歩くだけ」はもう卒業! 脳卒中リハビリを「生きがい」に変える魔法とは?
リハビリって、正直つらくないですか? 毎日、同じような訓練の繰り返し。 「いつまで続ければいいのだろう…」 「家の中は歩けるようになったけど、この先はどうすればいいのだろう…」 そんなふうに感じて、リハビリへのモチベーションが下がってしまう方も少なくありません。...
9月12日


脳卒中による片麻痺は治る?回復の可能性とリハビリの進め方を解説
脳卒中は、日本人の介護が必要になる原因の上位に挙げられる病気で、その後遺症として多くの方が片麻痺を経験します。 「片麻痺は治るのか?」という疑問は、患者さん本人だけでなくご家族にとっても切実なテーマです。 実際の回復の可能性は、発症後の経過やリハビリの取り組み方によって大き...
8月19日


脳卒中、退院してからが本番。在宅リハビリで本当に大切なこと
脳卒中のリハビリというと、入院中の回復期リハビリを思い浮かべる方が多いと思います。 入院中は毎日リハビリがあり、目に見えて回復を実感できる時期でもあります。 そして、退院して在宅生活に戻ってからが、本当の意味でのリハビリの本番と言えます。...
8月9日


脳卒中後、歩けるようになるまでどれくらい?
歩行再獲得の目安とリハビリの考え方 脳卒中を患ってから、また歩けるようになるにはどれくらいかかるのか。 これは多くの患者さんやご家族が不安に思うテーマの一つです。 実際には、すぐに歩けるようになる人もいれば、何ヶ月もかかってやっと一歩が出る人もいます。...
7月31日


「装具」は「薬」? 歩行を処方するという考え方
装具って「かっこ悪い」もの? 「目立つのがイヤで外に出たくない」「装具っていかにも障害者みたいにだから」 これは、私がリハビリの現場で実際に聞いたことのある言葉です。 リハビリ用の装具というと、多くの方がまず見た目に抵抗を感じます。...
7月22日


脳卒中で麻痺のある方の移乗を安全・スムーズに行う方法|介助のコツと注意点を解説
脳卒中の後遺症として多く見られる「片麻痺」は、日常生活に大きな影響を及ぼします。 なかでもベッドから車椅子、車椅子からトイレや椅子への「移乗」は、本人にとっても介助する側にとっても負担の大きい動作です。 「どちら側からサポートすればいいの?」「力の入れ方は?」「声のかけ方は...
7月22日


脳卒中後の「味覚障害」と向き合う~食べる楽しみを、もう一度取り戻すために~
脳卒中を経験された方のなかには、「最近、味がよくわからない」「何を食べても美味しく感じない」といった「味覚の変化」を訴える方がいらっしゃいます。 味覚障害はあまり注目されにくい症状ですが、実は生活の質(QOL)に大きな影響を与えます。...
7月4日


リハビリの“やめどき”とは?──制度の限界と、これからの選択
リハビリって、いつまで続ければいいの? 「リハビリって、いつまでやればいいんでしょうか?」 これは、多くの方からよく聞かれるご相談です。 病院を退院してからも、通所リハや訪問リハを続けてきたけれど 「このまま続けていて、意味があるのだろうか?」...
7月4日


脳卒中と嚥下障害 ~安全に食べる力を支えるリハビリ~
脳卒中になると、手足のまひや言葉の障害のほかに、「うまくのみ込めない」という嚥下(えんげ)障害が出ることがあります。食事のときにむせてしまったり、水分が気管に入って肺炎になるリスクもあるため、食べることのサポートはとても大切です。...
6月12日


脳卒中とせん妄〜「家では無理かも…」と悩んだときに読んでほしい話〜
脳卒中とは? 脳卒中とは、脳の血管に異常が起きて、脳細胞がダメージを受ける病気の総称です。 大きく分けて以下の3つのタイプがあります。 脳梗塞(のうこうそく):血管が詰まって脳に血液が届かなくなるタイプ。高齢者に多く、比較的ゆっくり発症します。...
5月26日


脳卒中リハビリとTMS治療の可能性〜 新しい選択肢を正しく理解するために 〜
最近、「TMS(経頭蓋磁気刺激)」という治療法を耳にする機会が増えています。特に、脳卒中の後遺症に悩む方やそのご家族にとって、新しい治療法は希望の光とも言えるかもしれません。ただし、どんな治療にも「効果が出やすい人」と「そうでない人」がいるのが現実です。...
5月26日


脳卒中は若い人にも起こる 〜社会復帰を支えるリハビリとその選択肢〜
「脳卒中は高齢者の病気」――そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか? 実は、働き盛りの30代〜40代でも脳卒中を発症することがあります。中には10代、20代という若さで発症するケースも報告されており、決して他人事ではない時代になってきました。...
5月8日


脳卒中と動脈硬化の関係とは? メカニズムと予防策、リハビリを解説
脳卒中を経験した方やご家族の中には、「動脈硬化」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。 動脈硬化は脳卒中の大きな原因の一つですが、言葉だけ聞くと難しく感じますよね。 この記事では、動脈硬化のメカニズム(しくみ)と、なぜ脳卒中と深く関係しているのかを解説します。...
5月7日


脳卒中と運動障害 〜生活期こそ、伸びしろの時間〜
今回は、脳卒中と運動障害についてお話ししていきます。 脳卒中を発症すると、急性期・回復期・生活期と、リハビリのステージが移っていきます。 そのなかで「運動障害」は、回復期が終わってからが本当のスタートとも言えます。 今日は、その運動障害の正体と、どうやって改善に向かえるのか...
5月7日
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