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「冬の朝、足が突っ張って歩けない…」原因は「異常気象」にもありました。命と生活を守る、寝室とトイレの「温度管理」術
今年の冬は、例年以上に「危険」です 12月に入り、朝の冷え込みがいよいよ厳しくなってきました。 布団から出るのが億劫になるこの季節、脳卒中を経験された方、そしてそのご家族から、決まってこのような不安の声が届き始めます。 「最近、朝起きると麻痺した手足がガチガチに固まっているんです」 「夏場はもう少しスムーズに動けたのに、最近は足が棒のように突っ張ってしまって…」 「もしかして、病気が悪化しているんでしょうか? リハビリが足りないんでしょうか?」 もし、あなたも同じような不安を感じているなら、まずは安心してください。 それは、病気の再発でも、あな
2025年12月14日


「免許は返ってくる」ものではない。「勝ち取る」ものだ。脳卒中後の運転再開、その険しい道のりと、2人の男たちの挑戦
ハンドルを握ることは、生きること 「もう一度、車の運転がしたい」 リハビリでこの言葉を聞くとき、私はいつも、その言葉の裏にある、切実な想いを感じ取ります。 それは単に「スーパーに行きたい」「病院に行きたい」という移動手段の話をしているのではありません。 特に、昭和の時代を駆け抜けてきた60代、70代の男性にとって、運転免許証とは、ただの資格ではありません。 それは社会人として一人前であるという「ステータス」であり、休日には家族をいろんな場所へ連れて行った「思い出の証」であり、そして何より、誰の力も借りずに自分の意志でどこへでも行けるという「自由と尊厳
2025年12月4日


「もうこれ以上は良くなりません」と言われても。医学的な「6ヶ月の壁」の正体と、その先にある「筋肉の可能性」
「6ヶ月」という数字に、縛られていませんか? 「発症から半年が過ぎましたね。これ以上の回復は難しいので、これからは今の機能を維持していきましょう」 医師やセラピストから、そんな言葉を投げかけられ、目の前が真っ暗になった経験はありませんか。 あるいは、ご自身でネットを検索し、「脳卒中の回復は6ヶ月でプラトー(停滞期)を迎える」という情報を見て、絶望しているかもしれません。 「私の人生、もうこれ以上良くならないのか…」 もし、あなたがそう思っているなら、私は専門家として断言します。 その絶望は、半分は医学的に正解ですが、あとの半分は、大きな誤解が含
2025年11月20日


「ごめんね」と「ありがとう」の間で、脳卒中後の家族との「新しい関係」の築き方
その「ごめんね」、いつから聞くのが辛くなりましたか? 「ごめんね、また失敗しちゃった」 「ごめんね、いつも迷惑ばかりかけて」 ご本人が、ふと口にする「ごめんね」という言葉。 「そんなことないよ、気にしないで」 「大丈夫だよ」 そう返すあなたの心は、本当に「大丈夫」でしょうか。 最初は優しく受け止められていたその言葉が、いつからか、聞くたびにあなたの心を重くし、イライラさせ、疲弊させてはいないでしょうか。 あるいは、ご本人も。 本当は「ありがとう」と言いたいのに、申し訳なさが先に立ち、「ごめんね」という言葉ばかりが口をついて出てしまう。...
2025年11月18日


目に見えない後遺症と、どう付き合うか? ~「怒りっぽくなった」「忘れっぽい」は、性格ではなく後遺症です~
その「生きづらさ」、誰にも理解されないと思っていませんか? 脳卒中のリハビリと聞くと、多くの人が「麻痺した手足を、もう一度動かすための訓練」を想像します。 しかし、退院後の生活が始まった時、ご本人と、そばで支えるご家族を、手足の麻痺以上に深く、そして静かに苦しめるものがあります。 それが、「目に見えない後遺症」です。 「最近、なんだか怒りっぽくなった」 「大事な約束を、すっぽかしてしまう」 「あんなに得意だった料理の段取りが、全くできなくなった」 「人の話が、頭に入ってこない」 ご家族は、「リハビリを怠けている」「病気を言い訳にしている」「性格が変わ
2025年11月9日


「ただいま」の次に目指す、「いってきます」。〜脳卒中後の「復職」という高い壁を越えるために〜
あなたの「いってきます」を諦めないために 「退院おめでとうございます。ご自宅での生活は送れるようになりましたね。」 リハビリ病院でそう言われ、自宅の玄関をまたいだ時、あなたは「ただいま」という言葉と共に、どれほどの安堵を感じたことでしょう。 そして、それを支えてこられたご家族も、どれほど肩の荷が下りたことか、想像に難くありません。 しかし、その安堵も束の間。ご自宅での生活に少しずつ慣れてきた頃、あなたの心には、病院にいた時とは比べ物にならないほど大きく、重たい不安が、再び湧き上がってきてはいないでしょうか。 それは、自分はもう一度「いってきます」
2025年10月31日


その装具、最高の「歩行パートナー」になっていますか? 理学療法士が常に足元にいるのと同じ、装具の本当の力
あなたの「相棒」は、その力を発揮していますか? 「退院おめでとうございます。病院で使っていたこの装具で、ご自宅でも歩く練習を続けましょう」 病院でそう言われ、あなたの足に装着された、プラスチックや金属でできた「装具」。 病院でのリハビリの日々、それを着けて一歩一歩、歩く練習を懸命に続けてこられたのだと思います。 しかし、ご自宅での生活が始まった今。 その装具と、どのような関係を築いていらっしゃるでしょうか。 心の奥底では、こんなふうに感じてはいませんか? 「こんなもの、一時的なものだと思っていたのに…」 「いつになったら外せるんだろう。100%
2025年10月28日


「もう、疲れた…」脳卒中リハビリのやる気が出ない日に、そっと寄り添う心の処方箋
はじめに:心が動かない、そんな日のあなたへ リハビリは、長い道のりです。 退院した直後は「これから頑張るぞ」と意気込んでいたけれど、毎日同じことの繰り返しのようで、目に見える変化も少なくなってきた。 そんな時、ふっと心が動かなくなる瞬間が訪れます。 「リハビリを頑張りたい気持ちはあるのに、どうしてもやる気が出ない…」 「家族のためにも良くならなきゃ、と頭では分かっているのに、体が動かない…」 そんな日に、ご自身を「怠けている」「気持ちが弱い」なんて、責めてしまってはいませんか? もし、そう感じているのなら、まず一番に私がお伝えしたいことがありま
2025年10月12日


片麻痺の本当の勝負は退院してから。~病院では教えてくれない「3つの壁」と、その乗り越え方~
はじめに:「おかえりなさい」の喜びと、その後に訪れる静かな現実 「退院おめでとうございます!」 多くの人に温かく送り出され、久しぶりに我が家のドアを開けた時の安堵感。 ご本人にとっても、ご家族にとっても、それは本当に嬉しい瞬間だったことと思います。 しかし、お祝いが終わり、お見舞いの客足が落ち着き、家の中に静かな日常が戻ってきた頃。多くの方が、言葉にはしにくい、ある漠然とした戸惑いや不安を感じ始めます。 「なんだろう、病院にいた頃と何かが違う…」 「リハビリ、このままで本当に良くなるのかな…」 「あんなに頑張ったのに、退院したら社会から切り離された
2025年10月12日


穏やかな毎日を、もう一度。脳卒中経験者とご家族で取り組む「再発予防」暮らしのヒント集
はじめに:焦らず、あなたのペースで歩む、これからの物語 あの日から、ご本人もご家族も、本当に大変な日々を乗り越えてこられたことと思います。 退院し、少しずつ日常を取り戻す中で、ふと「これからどうなるのだろう」という、静かな不安を感じる瞬間があるかもしれません。 この文章は、そんなあなたの心にそっと寄り添うために生まれました。 ここでお伝えしたいのは、厳しいルールや「◯◯しなければならない」というお話ではありません。 これまでの生活を大切に振り返りながら、これからの毎日を、より穏やかで健やかなものにしていくための、ささやかな「暮らしのヒント」で
2025年10月12日


脳卒中による片麻痺リハビリ|回復の流れと効果的なトレーニング方法
脳卒中は日本人の主要な疾患のひとつであり、発症後に片麻痺などの後遺症が残るケースは少なくありません。 特に片麻痺は歩行や食事、着替えといった日常生活に大きな影響を与えるため、適切なリハビリを行うことが回復のカギとなります。 この記事では「片麻痺 リハビリ」をテーマに、脳卒中と片麻痺の関係、リハビリを始める時期や方法、家族のサポートの重要性までを解説します。 脳卒中後の生活に不安を感じている方や、そのご家族にとって、回復への道筋をイメージできる内容です。 脳卒中と片麻痺の関係を理解する 脳卒中とは?発症の仕組みと種類(脳梗塞・脳出血など) 脳卒中とは、
2025年9月12日


脳卒中後の人生を新たな生き方へと変える3つの心
「脳卒中」—その言葉を聞いたとき、多くの人がまず思い浮かべるのは、体の麻痺や言語障害といった、目に見える症状かもしれません。 しかし、脳卒中がその人を本当に苦しめるのは、体の不自由だけではありません。人生を大きく変えてしまうほどの深い傷を、心に残すことがあります。 特に、仕事や子育ての真っただ中にいる現役世代にとって、その衝撃は計り知れません。 「なぜ、自分が…?」 「明日から、仕事はどうなるのだろうか?」 「家族に迷惑をかけてしまう…」 そうした思いが頭の中を駆け巡り、現在進行形だった生活が突然ストップしてしまうことへの絶望感と、社会復帰への強
2025年9月12日


「ただ歩くだけ」はもう卒業! 脳卒中リハビリを「生きがい」に変える魔法とは?
リハビリって、正直つらくないですか? 毎日、同じような訓練の繰り返し。 「いつまで続ければいいのだろう…」 「家の中は歩けるようになったけど、この先はどうすればいいのだろう…」 そんなふうに感じて、リハビリへのモチベーションが下がってしまう方も少なくありません。 ただ歩く練習、腕を動かす練習…など、それ自体が目的になってしまうと、どうしても心がついていかないことがありますよね。 でも、安心してください。リハビリは、もっと楽しく、前向きに取り組むことができます。 その魔法のカギは「生きがい」です。 なぜ「生きがい」がリハビリに魔法をかけるのか?
2025年9月12日


脳卒中による片麻痺は治る?回復の可能性とリハビリの進め方を解説
脳卒中は、日本人の介護が必要になる原因の上位に挙げられる病気で、その後遺症として多くの方が片麻痺を経験します。 「片麻痺は治るのか?」という疑問は、患者さん本人だけでなくご家族にとっても切実なテーマです。 実際の回復の可能性は、発症後の経過やリハビリの取り組み方によって大きく変わります。 本記事では、脳卒中による片麻痺の原因と症状、回復の目安、効果的なリハビリ方法、自宅での工夫、そして改善を妨げる要因や注意点まで、わかりやすく解説します。 脳卒中による片麻痺とは?症状と原因を理解する 片麻痺の定義とよくある症状 片麻痺とは、体の左右どちらか片側に筋力
2025年8月19日


脳卒中、退院してからが本番。在宅リハビリで本当に大切なこと
脳卒中のリハビリというと、入院中の回復期リハビリを思い浮かべる方が多いと思います。 入院中は毎日リハビリがあり、目に見えて回復を実感できる時期でもあります。 そして、退院して在宅生活に戻ってからが、本当の意味でのリハビリの本番と言えます。 今回は、脳卒中の退院後に起こりやすい変化や、それにどう向き合っていくか。 特に、在宅でのリハビリの重要性や注意点について、臨床の現場で多くの方を見てきた視点からお話しします。 退院直後はそこそこ元気。でも2か月後、少しずつ落ちてくる 回復期のリハビリ病院では、評価の高い施設であれば毎日3時間程度のリハビリを36
2025年8月9日


脳卒中後、歩けるようになるまでどれくらい?
歩行再獲得の目安とリハビリの考え方 脳卒中を患ってから、また歩けるようになるにはどれくらいかかるのか。 これは多くの患者さんやご家族が不安に思うテーマの一つです。 実際には、すぐに歩けるようになる人もいれば、何ヶ月もかかってやっと一歩が出る人もいます。 今回は、歩けるようになるまでの目安とリハビリの進め方を、体の回復状態に応じて整理してみたいと思います。 再獲得とは何か リハビリの現場では「歩けるようになる」ことを、再獲得という言葉で表現することがあります。 これは、かつてできていた機能を再び自分の力で獲得するという意味です。 脳卒中を発症し
2025年7月31日


「装具」は「薬」? 歩行を処方するという考え方
装具って「かっこ悪い」もの? 「目立つのがイヤで外に出たくない」「装具っていかにも障害者みたいにだから」 これは、私がリハビリの現場で実際に聞いたことのある言葉です。 リハビリ用の装具というと、多くの方がまず見た目に抵抗を感じます。 機能的な理由で装着しているのに、周囲からの視線や、いわゆる障害者らしさを背負わされるような印象。 これが心理的なハードルになっている方がとても多いのです。 しかし、私は装具をかっこ悪いものだとは思いません。 むしろ、装具は「歩行を処方する薬」のような存在です。その人の歩きたい気持ちに応える、前向きな支え。 今日は、そんな装
2025年7月22日


脳卒中で麻痺のある方の移乗を安全・スムーズに行う方法|介助のコツと注意点を解説
脳卒中の後遺症として多く見られる「片麻痺」は、日常生活に大きな影響を及ぼします。 なかでもベッドから車椅子、車椅子からトイレや椅子への「移乗」は、本人にとっても介助する側にとっても負担の大きい動作です。 「どちら側からサポートすればいいの?」「力の入れ方は?」「声のかけ方は?」と、戸惑うことも多いのではないでしょうか。 この記事では、脳卒中による麻痺のある方に向けた移乗介助の基本と、安全に行うためのコツ、注意点をわかりやすく解説します。 脳卒中による麻痺がある方の移乗介助とは?基本知識を押さえよう 移乗とは何か?定義と場面の例 移乗とは、ベッド
2025年7月22日


脳卒中後の「味覚障害」と向き合う~食べる楽しみを、もう一度取り戻すために~
脳卒中を経験された方のなかには、「最近、味がよくわからない」「何を食べても美味しく感じない」といった「味覚の変化」を訴える方がいらっしゃいます。 味覚障害はあまり注目されにくい症状ですが、実は生活の質(QOL)に大きな影響を与えます。 食事が楽しめないと、栄養状態の低下・体力の減退・気分の落ち込みなどにもつながりかねません。 今回は、脳卒中後の味覚障害とは何か? その原因や特徴、そして自費リハビリがどのように支援できるかについて、できる限りわかりやすく解説していきます。 味覚障害とは? 味覚障害とは、「味を感じにくくなる」「感じ方が変わる」と
2025年7月4日


リハビリの“やめどき”とは?──制度の限界と、これからの選択
リハビリって、いつまで続ければいいの? 「リハビリって、いつまでやればいいんでしょうか?」 これは、多くの方からよく聞かれるご相談です。 病院を退院してからも、通所リハや訪問リハを続けてきたけれど 「このまま続けていて、意味があるのだろうか?」 「これ以上、良くならない気がしてきた」 「『卒業』ってあるの? それとも、ずっと続けるの?」 とふと思う瞬間もあるでしょう。 かつては「訓練人生」と呼ばれるような、終わりのないリハビリを続けるケースもありました。 当時から約30年近く過ぎ、私たちはもう一度「リハビリのやめどき」について考え直す時期に来
2025年7月4日
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